VRゲームは没入感が高く、あたかも自分がその世界に降り立ったかのようなゲーム体験を与えてくれます。そこで大切になるのがfps(フレームレート)です。一般的に私たちが周りの景色を見渡す時に首を左右に降っても見えているものがカクカクしたり引っ掛かりを感じることはないはずです。
しかし、フレームレートが出せないとVRで見ている映像がカクついたりして脳に違和感を与えます。そのような感じになってしまうと気分が悪くなるというデータがあります。そのためVRゲームをするには現実世界と同じ感じで見えているようにしないといけません。そのために高フレームレートを出せるパソコンが必要になってきます。
またVRヘッドマウントディスプレイは右目、左目と別々の映像を処理しています。通常のPCゲームであれば一枚のモニターに映し出される映像を処理しますがVRはその倍の処理能力が必要。これもハイスペックPCが必要と言われる理由になります。
簡単に崩して説明をするとVRゲームで綺麗な映像、滑らかな映像を出力するには低スペックPCでは能力が足りません。そしてVR機器の必須動作スペックというのが最低限、VRゲームを快適にプレイするためのPCスペックになっています。
こちらでVR機器人気2機種の必須動作スペックを記載していますがミドルレンジでも性能の高いグラフィックボードが必須になっています。またCPU性能もCore i5-4590以上とCPU性能もハイスペックが必要となります。
現在ではほとんどのノートPCはVR機器の推奨スペックをクリアしているものがありません。またノートPCにおけるVR環境構築は大きな壁が2つあるとされています。
この2つがネックになっておりノートPCでのVRゲームは難しいのが現状となっています。弊害をクリアしているノートPCとしてはマウスコンピューターのゲーミングシリーズ「G-TUNE」の「NEXTGEAR-NOTE i71000 シリーズ」だけはVR環境に耐えられるゲーミングノートPCと言われています。
多くのゲーミングノートPCはモバイル型グラフィックボードを搭載しているためデスクトップに搭載させるグラフィックボードより性能が低いです。
もしVRゲームをノートPCでプレイしたいなら新しいモバイルグラフィックボードがでるまで待つか、コストを度外視してG-TUNEのVR対応ゲーミングノートを購入するかになります。
ノートPCでVRゲームを楽しむにはもう少し時間がかかりそうです。
すぐにVRゲームを始めたい方はやはりデスクトップのVR向けゲーミングPCを購入候補に入れるのが賢い選択と言えます。